豊富な樹種とカラー
基本樹種は、北海道ナラ、北海道タモ、ウォルナットを中心に4種類をご用意。
塗装はナチュラルな白木から、ブラウンやグレー、ブラックなど各色揃えています。
木部は100%天然素材で製造しており、一般的なシステム家具にはない自然な美しさと手触りが楽しめます。
表情豊かな木目や木が持つあたたかみを、暮らしの中でご体感ください。
北海道タモ
明るめでしっかりとした木目の広葉樹。北海道の強い四季の変化を過ごした自然味ある美しさが特長です。
モクセイ科トネリコ属の広葉樹。北海道、本州北部、また朝鮮半島、中国、サハリン、シベリアに分布し、その中の北海道産のものを指します。年輪の境界に大きな導管が環状配列する環孔材であり、年輪がはっきりしています。心材は褐色で、辺材は淡黄白色です。広葉樹の中では最も幹の通直性に優れ、加工がしやすく、材の強固さから、古くより構造用や橋梁材として用いられ、木目の美しさ、均質さにより家具材としても好まれます。







北海道ナラ
上品な木目が美しく密度が高いという特長を持ち、家具材としても優れ、人気の高い材料のひとつです。
ミズナラやコナラなどブナ科コナラ属の広葉樹。環孔材で木目は明瞭。心材は灰褐色で柾目面に斑が現れます。木質は重硬であり、耐久性や耐水性に優れ、材の伸び縮みが少なく狂いが出にくいため、家具材、ウイスキー樽、フローリングなどに用いられます。日本をはじめロシアや中国などにも生息し、北海道から産出されるものを総称して北海道ナラと呼んでいます。







ウォルナット
世界三大銘木のひとつとされる広葉樹。色の変化と重厚感ある木目が高級感あふれる材料です。
クルミ科の落葉広葉樹で北米に産します。日本の鬼胡桃(オニグルミ)がこれにあたり、辺材は灰褐色、心材は紫褐色ないしチョコレート色を示しています。材質は強靭で狂いが少ないのが特長。ブラックウォルナット、西洋クルミとも呼ばれています。


北海道カバ
きめ細やかな木目で、清潔感のある色合いが特長。AWT色では、木目を生かした美しい仕上がりです。
カバノキ科の広葉樹。北海道から本州北中部に分布し、心材は淡紅褐色、辺材は黄白色で境界は明瞭。早材と晩材の差が少なく、年輪は特に明らかではない特長を持ちます。生育地の条件による成長の違いが大きく、赤身(心材)が濃いものは真カバと呼ばれ希少高級材として重宝されます。より白身がはっきりしているメジロカバが北海道では多く産出されます。

カラー(天板・扉・引出前板)
木板の表面につや消しのカラー塗装を施しました。天板や扉など一部のパーツに取り入れ、木目の表情とのコンビネーションをお楽しみください。


リノリウム(天板・背板・オープンパネル)
高機能な天然素材であるリノリウム。亜麻仁油を主とした植物性原材料からつくられる仕上げ材で、抗菌・抗ウイルス作用、脱臭作用も期待できる、人と地球にやさしい素材です。表面にはコーティングが施されており、汚れは、乾いた布巾か硬く絞った布巾で拭き取る、お手入れのしやすさも嬉しいポイントです。



